【6歳から】投資・起業を学べるボードゲーム 「キャッシュフロー・フォー・キッズ」

子ども版キャッシュフローゲーム

金融教育・マネー教育で検索すると、10歳ごろからの教材が多く、幼児用のものは少ないです。

でも、パパは0歳から投資家への道を歩んでほしいと思っているので、小さい頃から投資について考えてほしいのです。

 

幼少期から投資について学べるお薦めのゲームとして「モノポリー」を以前紹介しましたが、それ以外にもないかと探していた時に、見つけたのがこのゲームです!

世界累計4,000万部突破のベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキが考案した「キャッシュフローゲーム」についてはご存じの方は多いのではないでしょうか。

キャッシュフローゲームは1996年に開発された、「金融・財務・投資」を学べる、ファイナンシャル教育ボードゲームです。

キャッシュフローゲームは大人用(対象年齢14歳以上)なのですが、なんとその子ども版である「キャッシュフロー・フォー・キッズも販売されているとのこと。

 

対象年齢は6歳以上となっています。

今回はこの子ども版キャッシュフローゲームについて調べてみました。

ルール&遊び方

ルールは大人版と同じです。

自分が働いて給与所得を得るのでなく、お金に働いてもらって、支出を上回る不労所得を得ることを目標にします。

不労所得ですべての支出をまかえるようになれば、勝ちです。

 

ボードには、緑・赤・黄色のマスがあります。緑のマスが資産、赤のマスが負債、黄色のマスは何が起こるかわからないマスです。

サイコロを2つ振って、とまったマスの色のカードを引きます。

緑の資産のマスにとまれば、手持ちの現金を使って、カードに記載されている資産を買えます。カードに記載の資産は、割高な資産なときと、優良な資産のときがあります。なので、どの資産なら買うか、どの資産なら買わないかを判断していかなければなりません。

赤の負債のマスにとまれば、手持ち現金から現金を支払うか、負債になる財産を買わなければなりません

黄色のマスは、何が起こるかわかりません。お金が増えることもあれば、払わなければいけないこともあります。カードをめくってみてのお楽しみです。

運も使って、できるだけ多く緑のマスにとまって、資産を増やしていくことが求められます。

 

大人用のキャッシュフローゲームでは、借金もできますが、子ども用では借金はありません

なので、給与所得を不必要な支出には使わず、自分の資産を増やすために支出をしていくことが求められます。

子ども用というだけあって、ゲームのルールは複雑ではなさそうですね。また、緑のマスも多いので、資産は比較的簡単に構築できそうです。

 

学べること

このゲームを通して、子どもが学べることといえば、ロバート・キヨサキの哲学ではないでしょうか。

ロバート・キヨサキの著作では、所得には、次の3つがあると言っています。

  1. 給与で入ってくる「勤労所得」
  2. 株式・債券、投資信託等の紙の資産から入る「ポートフォリオ所得」
  3. 不動産(又は楽曲・著作物等のその他の知的財産)から入る「不労所得

ロバート・キヨサキは、金持ち父さんがやるべきことは、不労所得を増やすことであると考えています。

特に勤労所得は、悪い所得であり、金持ち父さんになるためには、勤労所得を増やすために働くこと(例えば昇給を目指すことなど)はよろしくないといっています。

 

キャッシュフロー・ゲームは、勤労所得→不労所得に無事移行できたら勝ちになります。

まさにロバート・キヨサキの哲学を体現したゲームなのですが、ゲームのルールが単純化されている子ども版でもこの哲学は十分に学ぶことができます。

 

ちなみに、Amazon.co.jpのサイトによると、このゲームを通して以下のことが学べるそうです。

  1.    資産と負債の違い
  2. 「損益計算書」と「貸借対照表」の違い
  3. 勤労所得、不労所得、ポートフォリオ所得の3種類の所得の違い
  4. 勤労所得を不労所得やポートフォリオ所得に変えるにはどうすればよいか
  5. 必要な支出と、選択可能な支出・不必要な支出との違い

 

資産と負債について学べるというのも大きいですね。

ちなみに、投資家になるためには、日本語のみの情報だと限界があるため、英語の情報を得ていくことも大切だとパパは思っています。

子ども版キャッシュフローゲームは、あえて英語版を使って遊んで、マネー関連のことばを覚えてもらうのもいいかもしれないですね!

 

最後に一言

今回は、キャッシュフロー・フォー・キッズについて紹介しました。

わが子にはまだ早いですが、将来の成長を見て、取り入れてみてもいいかもと思っています。

パパ
「モノポリー」と合わせて使ってみたいな
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