LEMONADE IN WINTER: 冬のレモネード
今回は『Lemonade in Winter: A Book About Two Kids Counting Money(冬のレモネード:2人の子どもがお金を数える本)』という英語の絵本を紹介します。
この本では、子どもに起業することやお金を数えることについて楽しく触れてもらうことができます。
3歳ぐらいから読み聞かせができると思います。
レモネードを売るときに「Lemon lemon LIME, Lemon LIMEADE! Lemon lemon LIME, Lemon LEMONADE!」という宣伝文句を使うのですが、リズムがあって読んでいて楽しくなります。
絵もかわいいです。
作者はアメリカの児童絵本作家のEmily Jenkinsです。絵は多数の絵本を手掛けているG. Brian Karasです。
あらすじ
姉のPaulineと弟のJohn-Johnが雪の降る真冬にレモネードスタンドを作って売るというお話です。
親の反対にもかかわらず、PaulineとJohn-Johnは、極寒の中でレモネード、ライムエードと、レモネード・ライムエードのスタンドを出店することを決めます。
2人は、必要なものを買いに行って、レモネード、ライムエード、レモネード・ライムエードを作り、売り始めます。
ただ、雪の中、人通りも少なく、あまり売れ行きはよくありません。
なので、2人はたくさんの知恵を絞ります。
「宣伝しよう!」といって「Lemon lemon LIME, Lemon LIMEADE! Lemon lemon LIME, Lemon LEMONADE!」の歌を使ったり、
側転やドラムをたたいたりして人をひきつけたり、半額セールをしたり、デコレーションをしたりして、工夫を凝らします。
レモネードスタンドの収支は赤字で終わってしまうのですが、売上金で2人でアイスキャンディーを買って、2人でおいしそうに食べておわりです。
なお、物語を通して、レモネードが売れるたびに「Five cups is five quarters, and that’s a dollor twenty-five」(5カップは、25セントが5つだから、1ドル25セント」という風にリズムよくお金を数えるので、お金の数え方も楽しく学べます。
(日本で育っている子どもだったら、ドルについても学べますね!)
読んでいて楽しくなる本です。
YouTubeには読み聞かせ動画もあるので、これを使うこともできると思います。
最後に一言
かわいい兄弟の読んでいて楽しくなる本なので、親子で楽しめると思います。
英語の絵本を使って、子どもにお金の数え方や起業について触れてほしいという人にはおすすめです。